カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋

講演を成功させるコツ

講師依頼をされる方へ

私のささやかな贅沢な11個のお願い

 

 

① よくお考えになられてから依頼して下さい。

 

時々、「あなたが、うちの会の講師に相応しい方かどうか確かめたい。1度会っていただけないか? その後で、依頼するかどうか決める。」という電話をもらいます。そのような依頼には、私は応えません。私の講師としての実力は、私のホームページか、私の著書、もしくは、私の講演を聞いて下さった方の評判などでご判断下さい。

 

★ 過去の講演記録は、こちらで見ることが出来ます。
★ 講演を聞いた人の感想は、こちらで見ることが出来ます。

 

私は、りっぱな学歴や経歴を持っていません。
りっぱな学歴や経歴を持ってらっしゃる講師を好まれる方は、他をあたって下さい。

 

 

② 依頼は、電話ではなくメールでお願いします。

 

私は気が弱いので、電話でガンガン言われ、返答を迫られると、よく考えもせずに引き受けてしまい、後で悔やんだりします。やると決めたからには責任を持ってやりたいので、どうぞ私にも考える時間を与えて下さい。宜しくお願いします。

 

 

③ 講師料をハッキリ明記して下さい。

 

講師料をハッキリおっしゃってくれない方がたくさんいらっしゃいます。どうぞハッキリとおっしゃって下さい。「平均額はいくらですか?」「いくらなら確実に来てくれますか?」「交通費は欲しいですか?」「相談によって決めさせてください」等、私の腹を探るようなことを言わなで下さい。気の弱い私は、せりや駆け引きが大の苦手です。どうぞ宜しくお願いします。生意気言って、ごめんなさい。

 

 

④ 経歴については、ホームページの自己紹介らしきものをご覧下さい。

 

これ以上の詳しい経歴については、公表しておりませんし、紹介しておりません。「講師の紹介はどうすればいいですか?」と尋ねてくる方がいらっしゃいますが、どうぞ「自己紹介らしきもの…」から適当に拾って下さい。

 

こちらのページで講師紹介の見本をご覧頂くことが出来ます。
ある人が作ってくれたのです。そっくりそのまま真似して頂いても結構です。

 

 

⑤ 挨拶に来るのはご遠慮下さい。

 

講演が決まってから、事前に挨拶に来ようとされる方がいらっしゃいますが、どうぞそれはご遠慮下さい。打合わせをする必要があるのであれば、もちろんそれには応じますが、多くの場合は、挨拶のための挨拶です。お互い忙しい身です。そんな無駄なことはやめましょう。それに、挨拶をお受けするとなると、私はカウンセリングをひとつ断らなければならなくなります。どうぞご理解下さい。

 

 

⑥ 担当の方をお決め下さい。

 

講演が決まってから、当日までの間に、幾人も担当者が変わることがあります。正直、困惑します。また当日、担当の方がいないこともあります。現地に行ってみると、「あの担当者は、準備委員なのですよ。当日の担当は私です。」等とおっしゃるのです。「勘弁してよ。」と言いたくなります。

 

私は、講演場所というか、現地(知らない場所)に、1人で乗り込みます。担当の方だけが、私の知っている人であり、私の心の拠り所です。願わくば、担当の方(私とメールでやり取りした人)に、出迎えてもらいたいです。そして、「私が○○です」と名乗って欲しいです。そうすれば、私も大変ホッとします。

 

 

⑦ 打合わせと称して、相談事を持ちかけないで下さい。

 

1回の講演で、場所も時間も変更がないのに、担当者の方と、メールのやり取りを10数回することがあります。ほとんどの場合、それは、私に対する相談になっております。「司会のコツって何かありますかね?」「人前で緊張しないためにはどうすればいいんですか?」等、いろいろ尋ねてくるのです。メールのやり取りは、最小限にしてください。

 

 

⑧ 講演で話す内容について、細かく追求しないで下さい。

 

講演するにあたって、「レジュメを作成して、それを送ってくれ。」と言われることがあります。レジュメを提出すると、「これは何? どういう内容なの? えっ、どういう意味?」と、細かく聞いてこられる方がいます。過去に、レジュメの説明に講義と同じぐらい時間を要してしまった…という笑い話のようなこともありました。

 

こういう人は、最初、「演題は、先生にお任せします」とおっしゃることが多いです。きっと、依頼する時は何も考えておらず、直前になって色々心配になるのでしょうね。

 

講演内容ですが、このような話をして欲しいというご要望がございましたら、どうぞ遠慮なくおっしゃって下さい。それに沿ったお話をしていきたいと思います。「タイトルは何にしたらいいですか?」と聞かれ、「○○というタイトルで如何ですか?」と答えると、「それは、嫌です」とおっしゃる方がおります。「では、そちらでお考え願えますか?」と私は言いたいです。私は時に、「そのような内容については、詳しくないので話せません」と言うことがありますが、「そのタイトルは嫌だ。そのタイトルでは話せない」と言うことはありません。タイトルが考えつかないとおっしゃる方は、私の過去の講演記録をご覧頂きたいなあと思います。

 

 

⑨約束は守って下さい。

 

「30分前に必ず来て下さい」と言われ、講演会場に30分前に行ったら、担当の方も参加者の方も、誰もいなかったということがあります。結局、その日の講演は15分遅れ(私が到着してから45分後)で始まりましたが、時間は守って欲しいなぁと思います。

 

私は方向オンチではありません。「○○まで、自力で来て下さい」と言われれば、地図を見たり人に聞いたりして自分で行きます。待ち合わせをしたのなら、それをすっぽかさないで下さい。「門の前で待っています」「駐車場で待っています」「駅で待っています」と言われ、時間通りに行ってみたら、誰もいなかったということがあります。講演の準備が忙しいのであれば、「直接、会場まで来て下さい」とおっしゃって下さい。全然失礼ではありませんし、私としても、その方が、よっぽど気持ちがいいです。忙しくて手が回らなくて、「講師を出迎えることが出来ません」というのであれば、それはそれで構いません。ただ私も、出迎えの人がいると思って、探すことが多いので、事前に、そのことをお伝え頂けると大変助かります。

 

※ 「正門の前で待っています。」とよく言われるのですが、学校には門がたくさんあり、初めて行く私は、どの門が正門かわかりません。出来れば、「西側の門が正門です」とか、教えてくださると大変助かります。

 

 

⑩ 「接待しよう」と、気を使わなくても結構です。

 

私は、講演の前は緊張で顔をこわばらせ(怒っているわけではありません)、講演の後は魂が抜けたような顔をしています。講演中と、その前後では、人が変わったようにテンションが違います。(そう、講演に全神経を集中しているのです)話していても、全然面白くないので、私のことは、講演の前も後も、ほったらかしで充分です。お互いに気を使うのはやめましょう。係の方は、どうぞ会場の準備と参加者の案内に力を注いで下さい。出来れば、食事も遠慮願いたいです。私は大変気が小さいのです。

 

※ 接待ではなく、当日の打ち合わせであれば、積極的にお伺いします。特に、「今日の参加者には、このようなモノを配布しているのですよ」とか、「今日は、どのような人がどのくらい集まる予定ですよ」とか、「昨年は、このような人に、こんな話をしていただいたのですよ」とか、「うちの学校は、生徒が何人ぐらいいるのですよ」とか、お話して下さると、私の講演イメージも膨らんで大変ありがたいです。

 

担当者と私が、向かい合って黙って座っていると、とっても気まずい雰囲気になります。(よく、そういうことが起こります…。内心、焦ります。大勢の関係者・担当者が、私を囲んで、黙って観察していることもあります。見せモノ状態になっているようで、苦痛です。)

 

「接待しなくて結構ですよ。必要以上に気を使わなくてもいいですよ。」という言葉を、「挨拶しなくたっていいんだ」とか、「話しかけてはいけないんだ」「近寄っちゃいけないんだ」と誤解される方がおりますが、それは違います。

 

せめて、挨拶ぐらいはして下さい。それは人間関係の基本です。お出迎えの人に挨拶されると、私は本当に安心します。来て良かったなあと思います。 緊張して顔がこわばっている私に、ニッコリ微笑みながら挨拶して下さる講演担当者の方が時折みえます。そういう方のことを、私はずっと忘れることが出来ません。逆に言えば、「そういう人が、いかに少ないか」ということです。 私の言っていること、贅沢でしょうか?

 

 

▼お出迎えの人数は、2人ぐらいがベストです。(ちょっとくどくて申し訳ないです。1人じゃいかんということは、決してありません。)あまりにも大勢で出迎えると、講師は緊張・萎縮しますし、誰に挨拶していいかも、わからなくなります。1人のお出迎えですと、お出迎えの人が緊張していることが多く、その緊張や不安感が、講師にもうつります。(お出迎えの人も緊張しているということは、私も承知しておりますが、お出迎えは、司会の人と同じぐらい重要な役割を担っています。良い講演会を開くために、ここは頑張りましょう。私も頑張ります。まあ、お出迎えの人は、会社で言えば、顔です、受付嬢です。第一印象は非常に大切です。お出迎えの人が準備・用意できないのであれば、「自力で校長室(体育館)まで来て下さい」等、事前におっしゃって下さい。それはそれで全然構いませんから…。講演前の講師は、緊張しながらも集中力を高める作業をしているということを、どうぞご理解下さい。

 

 

⑪ 現在、講演を録画・録音するのは、お断りさせて頂いております。写真は構いません。

 

以前は平気で、「どうぞ、どうぞ」と言っていたのですが、トラブルが生じたことがありましたので、現在は、お断りさせて頂いております。どうぞご了承下さい。

 

ちなみに次のようなトラブルがありました。私の講演を録画した人が、私に無断で、人からお金を取って、私の講演を見せていました。(本人は、「これは、お菓子とお茶代だ」と言っていましたが…)私のビデオの一部だけをご覧になった方が、それを曲解して、私に猛烈に抗議してきたことがありました。

 

レジュメが必要であれば、どうぞ遠慮なくおっしゃて下さい。
「A4用紙で○枚程度のレジュメが欲しい」と言ってくださると助かります。

 

 

いろいろ書きました。「神経質な奴だ!」なんて思わないで下さいね。
講演を数百回もやっていると、いろいろな講演担当者の方にお会いし、いろんなことを感じます。気が小さいので、面と向って言えないことを、このページにたくさん書くことが出来ました。恐縮です。

 

⇒ 私の講演を聞いた人の感想は、コチラで見ることが出来ます。

 

宜しかったら、ぜひ私を講演会に呼んでください。
講師依頼は、コチラからお願いします。

 

 

 

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