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睡眠障害対処12の指針

睡眠障害対処12の指針

現代人の5人に1人が、睡眠に関する悩みを抱えています。
そして、10人に1人が深刻に悩んでいると言われています。

 

このページでは、睡眠障害(睡眠で悩んでいる人のことを指します。実際に、夜、眠れているかどうかではありません)に陥らないための方法を、いくつかご紹介したいと思います。
それにしても、眠るという作業は、不思議な作業ですね。「眠ろう!」と頑張ると、どんどん目が冴えていってしまい、逆に眠れなくなってしまいます。
睡眠障害に陥る人は、頑張り屋さんが多い…というのが私の印象です。

 

 

① 睡眠時間は人それぞれ。日中、眠気で困らなければ、それで十分。夜、眠れるかどうかについて、神経質にならないように…。

 

② 夜は、刺激物を摂るのは避け、眠る前には自分なりのリラックス法(ぬるめの入浴、軽い読書や音楽、香り、ゆったりしたストレッチ)を試みること。

 

③ 眠たくなってから床に就くこと。就寝時刻にこだわり過ぎないように。

 

④ なるべく毎日、同じ時刻に起きること。体内時計のリズムが整えられます。

 

⑤ 光をうまく利用すること。寝る部屋は、薄暗く(当たり前ですね)、朝起きたら、眩しいくらいの光(太陽であればベスト)を浴びること。

 

⑥ 規則正しい3度の食事(食べ過ぎないように)と、適度な運動習慣を。

 

⑦ 昼寝をするなら、15時前の15分~25分ぐらいがベスト。そうすれば、夕方以降も元気はつらつ。15時過ぎに昼寝してしまうと、夜の睡眠の妨げになってしまいます。

 

⑧ 眠りが浅いなあと感じる時は、遅寝・早起きにして、むしろ積極的に睡眠時間を削ること。

 

⑨ 睡眠中の激しいイビキや呼吸停止、足のぴくつき・むずむず感には、要注意。長く続くようだったら専門家に相談すること。

 

⑩ 眠っても眠っても眠いことが続くのあれば、専門医に相談すること。

 

⑪ 睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと。お酒は、眠りの質を低下させ、睡眠前の飲酒は、量の増加につながる恐れも生じます。

 

⑫ 睡眠薬は、医師の指示で正しく使えば安全です。不必要に恐れないように。

 

 

以上、睡眠障害対処12の指針でした。
参考文献 睡眠障害の対応と治療ガイドライン

 

 

 

心の金曜日


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