社会資源

アトピー性皮膚炎の治し方

アトピー性皮膚炎の治し方

職業柄いろんな人に会います。
そんな中、気づくことがあります。
それは、カウンセリングルームに訪れる人は、アトピー性皮膚炎の人が多いなあということです。私は皮膚の専門家ではありませんし、訪れる人もアトピー性皮膚炎の治療で通っているわけではないので、積極的にアトピーの話題が出ることはないのですが、いつも私は、「この方の、アトピーを治してあげたいなあ」と思ってしまいます。

 

私は、アトピー体質です。そして、私の子供もアトピー体質です。
でも私は、アトピー性皮膚炎ではありませんし、私の子供もアトピー性皮膚炎ではありません。それは私が、アトピー性皮膚炎の治し方を知っているからです。

 

どうぞ皆さん、くれぐれもアトピー産業の餌食にならないで下さい。
世の中には、アトピー性皮膚炎をわざわざ難病にして、それで食っている人がたくさんいます。これを読んでいる皆さんは、そういう方々の食いものにされないよう注意して下さい。
アトピー性皮膚炎は、治る病気です。

 

 

下記に、アトピー性皮膚炎の治し方 を書いておきます。

 

① まず自分は、本当にアトピー性皮膚炎なのか? ということ
② 掻かないこと
③ 症状に応じた薬を適量塗布すること
④ 便秘を治し、腸内をキレイにすること
⑤ 健康法を実践すること

 

 

順番に解説していきます。

 

① 本当にあなたは、アトピー性皮膚炎なのでしょうか?
実は、違う皮膚病だったということは、意外にあるものです。病院にしっかり診てもらいましょう。病院のハシゴは褒められたことではありませんが、1つの病院に、しかも長く通っていて、少しも症状が軽減されないというのであれば、1度疑ってみたほうがいいと思います。

 

 

② 掻かないこと。
当たり前のようですが、これを守らない方はいっぱいいらしゃいます。
掻いている限りは、どんな治療をしようと絶対に治りません。
まずそのことを自覚して下さい。

 

「だって、痒いんだから仕方ないでしょ」と、開き直らないで下さい。
あなたが掻いている限り、アトピー性皮膚炎は治らないのです。
「どうしても掻きたい、痒くてたまらない」というのであれば、皮膚を傷つけないよう、爪を立てないよう、そっと優しく掻いてください。それだけでも全然違います。痒くて痒くて我慢ならないのであれば、医師の指示に従って、積極的に痒み止めを服用して下さい。痒くてイライラするというのであれば、一時的に精神安定剤の服用も検討してみて下さい。

 

でも、多くの方は、ただイライラして、そのイライラ解消の手段として、掻いているだけです。暇だから掻いている、掻くのが癖になって掻いているだけなのです。もう少し我慢できるはずです。頑張って下さい。

 

もう1度言います。
掻いている限りは、アトピー性皮膚炎は治りません。
どうしても掻きたくなったら、皮膚を傷つけないよう、優しく掻いて下さい。( イライラして掻きむしるのは、最低です)そして、飲み薬も積極的に服用して下さい。

 

それから、
痒くならないよう、工夫することも大切です。
石鹸にも洗剤にも気を配ってください。特別なものでなくても構いません。スーパーやデパートで売っているもので充分です。服は、言うまでもないことですが、木綿生地が1番です。パジャマやシーツはもちろん、外出着も肌に直接当たる部分は、木綿生地にして下さい。
洗濯する時は、柔軟剤を入れたのなら、充分にすすいで下さい。柔軟材が生地に残っているのは、アトピー性皮膚炎によくありません。
部屋の中の湿度にも気を配ってください。特に、乾燥はよくありません。お風呂のお湯も工夫して下さい。敏感な肌には、さら湯は、刺激が強過ぎます。

 

 

③ 症状に応じた薬を適量塗布すること。
これが肝心です。そして、ここに、アトピー産業がつけいるスキがあります。
アトピー産業は、「ステロイドは恐ろしい」という言葉を謳い文句に、薬局に売っていないようなバカ高い薬を売りつけてきます。「その薬(薬とは限りません。それは、サプリメントだったり、なんとかの水だったり、いろいろです)が、インチキかどうか?」 判断するひとつの目安があります。

 

それは、高いか、安いか です。

 

高ければインチキである可能性が高く、安ければインチキでない可能性が高いと思っていただいて結構です。売っても儲からない嘘の情報をわざわざ流す人などいません。儲かるから、わざわざ嘘の情報を流すのです。ですから、その薬らしきものが高いか安いかというのは、インチキかインチキでないかの大きな判断材料です。

 

それから、安いからといって、何ヶ月分もの商品の購入を迫るのは、あきらかに変です。効く薬は、短ければ3日、長くても1週間で、何らかの効果を感じられる筈です。「使っていただいて、気に入ったら、数ヶ月分まとめて買って下さい」というのが筋です。1~2週間経っても全然効果が感じられない、もしくは悪くなったというのであれば、それは、効果がないと判断して、ほぼ間違いありません。業者の中には、「一時的に悪くなることもありますが、それは、体の中の悪い膿が、最初、出始めるからです」なんて嘘を平気で言う輩がいますが、そんな方々に騙されないよう注意して下さい。

 

「じゃあ、どんな薬がいいんだ」と聞かれる方がいると思います。
「はい、やはり、病院でもらう薬が1番いいです。保険の利く薬で充分です。」と言っておきたいと思います。( 塗り方のコツをお教えします。なるべく薄くです。薄い膜が張る程度で充分です。部厚く塗るのは、ゴミを寄せつけるだけで、かえって効果がなくなります。)

 

問題は、塗布し続けることです。
病院でもらう薬は、塗布し続けると、症状が一進一退し始めます。
そう、薬は確かに効いているのですが、薬の副作用(ほんの少しの副作用)で、もともと敏感だった皮膚が弱り始めるからです。ですから、病院でもらう薬である程度よくなったら、今度はぜひ私のお薦めの美肌水を塗って下さい。( 噴霧してくださいという表現の方が確かです。)馬鹿馬鹿しくなるほど安い値段で、高品質な、アトピーに効く薬のようなも(薬ではありません)のが手に入ります。この美肌水さえあれば、ほとんどの肌のトラブルを回避できるようになります。
ごくまれに、「美肌水が効かなかった」と言う人がいますが、そういう方のほとんどは、使い方を間違っています。どのくらいの濃度にするかというのは大切ですし、1日に何回噴霧するかというのも重要です。個人差もありますので、ご自分にあった正しい使い方をマスターして下さい。

 

 

④ 腸がキレイか否か、ということは肌にとっては大問題です。
皆さんだって1度ぐらい経験があると思います。脂っこいものを食べ過ぎた翌朝、肌に吹き出物が出来たりしたことが…。腸内が汚れていると、肌がトラブルを起こしやすいのです。便秘のまま、アトピー性皮膚炎を治すのは非常に困難です。肌の手入れと共に、どうぞ便秘を治すよう努力して下さい。「毎日出ない」という人、どうぞ毎日出るように工夫して下さい。( マッサージや体操など、いろいろありますね。)お薬は、あまり薦められません。薬を飲んでいると、腸の働きが、ますます弱ってしまう可能性が高いからです。

 

食べ物で便秘解消されたいという方には、便秘解消サプリを紹介いたします。
ぜひご覧下さい。何をやっても治らなかった便秘症の方が治ったという例を、私は知っています。

 

 

⑤ 最後に、健康法をご紹介します。(ためになる情報がいっぱいです)
アトピー性皮膚炎に限らず、ご自分の健康のため、ぜひ実践して下さい。
(私の切なるお願いです)

 

いろいろ書きましたが、心理カウンセラーとして言っておきます。
アトピー性皮膚炎が、心の病からきているということも考えられなくはありません。心当たりがある方は、どうぞカウンセリングルームにいらして下さい。特に、イライラしがちな方、それでつい掻きむしってしまう方、掻くのが癖になってしまっている方は、カウンセリングを受けた方がよろしいかと思います。

 

カウンセリングを受けたい方は、こちらへどうぞ。
アトピー性皮膚炎で苦しんでらっしゃる方が1人でも少なくなるようお祈りして、このページを閉じたいと思います。どうもありがとうございました。

 

 

アトピーを90日で改善する方法~7つの秘訣~

 

 

 

心の金曜日


ホーム RSS購読 サイトマップ
トップページ 自己紹介 カウンセリング 講演・研修 著書 社会資源 連絡先